SHIP

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問題(=価値)を共有するために…

「お客様の問題を自分の問題として捉え、お客様と同じ船に乗り、これからの荒波を共に乗り越えて行きたい」
という思いを込めています。

I Share your Problem Heartily

SHIPとは税理士法人共創経営システムが考案した「問題特定・問題共有」のシステムです。
これは会社にとっての定期健診です。

決算書を、ただ“税務署に提出するための決算書”から“経営に役に立つ決算書”として活かすことが目的です。
誤魔化しのきかない数字を手掛かりとして現実を直視し、そこから特定される問題を会計事務所とお客様が共有することで、共に、問題解決に向けて未来への新たなスタートを切るための定期健診です。

多くの会計事務所では以下のような決算書を見せて「感想」を述べています。
しかし、経営者様にとっては「何が問題なのか」「どこをどうすればよいのか」が分かりずらいものではないでしょうか。

SHIPでは
 会社の決算書に記載された情報から、体力としての8つのパワーを算出して問題点を洗い出します。
 問診から機能としての未来の分析を行います。

8つのパワーは
 攻撃力としての「収益力」「生産力」「成長力」
 守備力としての「安定力」「健全力」「資金力」
 持久力としての「血液力」「免疫力」
となります。

収益力

収益力は、会社が稼ぎ出す力をどの程度有しているか?そして稼ぎ出す力に無駄が無いかを見ています。未来に向けて強くなる要素があるかが分かり、重要な指標となります。

生産力

生産力は、会社に資本を投入し一定期間でどれだけ生産できたかを見ています。投入する資本を「労働」と「資本」との両面から見ており、効率的に稼ぎ出せたかが分かります。

成長力

成長力は、前年と比較しどれだけ成長したのか?どれだけ強くなったのか?を見ており、会社に投入された経営資源が毎年継続的に効率よく活用され、成長・発展に活かされているかを見ます。

安定力

安定力は、借入金に対してどれだけ余裕を持った経営が出来ているかを中心に見ています。いかに経営安全率を高め会社を安定させていくかが重要です。

健全力

健全力は、しっかりと根が張った会社になっているかを見ています。偏らずに地に足を着けた経営を目指し、どんな荒い波が来ても耐えられる姿勢が必要です。

資金力

資金力は、投下した資本が効率よく運用されているかを見ます。一年間の売上げに対してどれだけ回収出来たのか、何日掛かって回収出来ているのかが分かります。

血液力

経営的に言えば、儲けとは『会社にお金が残ること』と言われます。
その視点から、血液(資金)の流れを検査します。

免疫力

白い恋人・船場吉兆・産地偽装・金融危機、等々激変する時代の中で、急に売上が1円も上がらない緊急事態に陥った場合、信用を取り戻すには3年間かかるといわれています。この期間の人件費や固定費の蓄え(内部留保)があるのか…。それが免疫力となります。

各々のパワーに多数の分析項目がありますが、最終的に一つの数値として算出し、問題点がすぐに見えるようになります。


このような分析で問題点を明らかにし、未来の分析と合わせて対策を共に考えるサービスです。

最終評価は銀行から警戒される「いつ沈んでもおかしくない『いかだ』」か銀行が安全だと信用する「順風満帆な『戦艦』」か。
そして、たとえ今は「戦艦」でも、来期には「いかだ」に向かって落ちて行っているかもしれません。
あなたの会社を「いかだ」にしないため、今が「いかだ」ならそこから脱出するため、SHIPをお役立て下さい。